版分けデータ(トレス)とは

シルクスクリーン印刷をするにあたって、複数色の柄は色の数だけの版を製作する必要があります。

従来のシルクスクリーン印刷では、柄を色別に版分けしたフィルムを作成し、それを感光材を塗布した枠に当てて光をあてることで版を作っていました。

弊社ではPhotoshopのスポットカラーチャンネル機能を使用してパソコン上で版分けされたデータを作成し、製版機を介して版に焼き付けております。

Photoshopチャンネルデータで版分け処理をすることで、配色のシミュレーションを簡単に行うことができます。

トレスデータ作成依頼について

分版されていないデータから製版用トレスデータを作成にあたり、以下の項目を確認し修正したりアレンジしながら作成していきます。

  • ナキシロ - 生地等に染める時、どのくらいにじむかを考慮してトレスします。
  • 重色 - 型と型を合わせる時のズレに対応するために色を少し被せます。
  • 送り口 - 同じパターンで上下左右が繋がるか確認します。

注文時には上記以外にも細かくご相談させていただきます。